SSブログ

昔録画した映画を見る「アヴァロンの霧」 [映画]

DVDレコーダーを昔買ってから、録画したディスクは結構ある。今日整理していたが「アヴァロンの霧」と「ロストワールド」を見る。いずれも海外での放送用ドラマ。

予約して録画、気に入ったものをDVDに録画。でも今まで見なかった。今日、捨てようと思って整理していたが、もう一回と見てしまった。海外も含め放送されたドラマなど結構良いものがある。当時のNHKのものは録画制限もないからDVD-Rでの録画。((当時はCPRM対応のDVD-Rはなかった)。その中で「アヴァロンの霧」をみる。アーサー王にまつわる物語だが魔女であるモーガン・ルフェイから見たアーサー王の物語。その設定自体面白い。それまでの宗教からキリスト教への移行時代のブリテンの雰囲気を伝えて興味深い。ブラッカイマーの「キング・アーサー」より面白い。ブラッカイマーのは最近の歴史学の成果を踏まえてローマ時代の事実とアーサー王伝説を関係付けている。歴史的にはこれが真実に近いかも。イギリスの作家サトクリフの物語にも同じようなストーリーがある。しかし、それらの物語ではアヴァロンに代表される呪術や神話はあくまでも背景に過ぎなくなってしまう。それでは物語としてつまらない。やはり映画は面白く、想像をたくましくしてイメージを広げて見たい。

「ロストワールド」はもちろんコナン・ドイルの有名な小説のドラマ化。この有名はSF小説は過去何度も映画になっていると思われるが今回は例の「刑事コロンボ」が出演している。ただし狂信的なキリスト教牧師役で。ところで、連続ドラマでもありましたね。野生的な美女が登場し面白かったのですが、でも最後は支離滅裂な結末でしたが。
コナン・ドイルの原作は映画と比較すると今となってはもっと常識的な内容です。その意味では、始めにこれを読んだらつまらないかもしれませんね。その後イメージを膨らましてストーリーは大きく変化してきたのかも。

最近の韓国の「大王四神記」が面白いのは、イメージを広げることができるからだと思います。四神にまつわる伝説に国の創造にまつわる伝説がからんでストーリーが展開する、常識を超えているだけにイメージは広がる。しかもけして普通の人間に縁遠い話ではない。それが「大王四神記」の魅力になっていると思う。ところで第1回のヒロイン2人は後でまったく違うキャラで登場しますね。元気なイ・ジニが同じ第1回のあのおとなしい女性とはしばらく気がつきませんでした。ましてや嫉妬深いカジンが神官の彼女とは。最後はどうなるのかな。あのままだったらイ・ジニが可哀想ですね。でもカジンも可哀想。ということでどうなるのか、これが物語の楽しみですね。でも、終わった後にどのようなイメージの広がりが残るのか、それが物語の本当の価値かもしれませんね。


「指輪物語」も完結したあと、まだまだその後の展開のイメージが広がりませすね。あれで完了ではなく、新たな世紀の始まり。人間の時代もそろそろ終末に向かっていると考えると次のストーリーがイメージしてきませんか?
「イーリアス」も「ニーベルングの歌」も今となってはそれほど面白いものではありませんが、その後に残したイメージの広がりを考えると、それが古典なのでしょうね。

ところで話は変わりますが、話題になった「チャングム」といい今話題の「大王四神記」も最近は韓国語で字幕というのがいいですね。雰囲気はまったく異なる。しかも韓国語を結構覚えますね。日本語と同じような単語あり、文法あり、結構分かるようになりますね。中国語はだめだけど韓国語は聞いているだけで理解できそう。

 


nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 1

hibiky7

先日メッセージをお送りさせて頂きましたひびきと申します。
何度もご連絡差し上げて申し訳ありません。
友人の勉強の為、アヴァロンの霧の日本語版のものを探しております><

ken-kenさまの方で、そちらをまだ保存しておられましたら
ぜひお借りさせて頂ければと思い、不躾ながらメッセージとコメントを
お送りさせて頂きました><
非常識なお願いで本当に申し訳ありません。
何度もご連絡いたしまして、本当に申し訳ございませんm(_ _)m

by hibiky7 (2010-02-08 15:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。