今、読んでいる『銀河帝国興亡史』（アシモフ）

昔買ったシリーズの『ファウンデーションの誕生』を読み始める。『銀河帝国興亡史』の7巻目となる本。ちょっと内容を眺めただけで積んでおいた本。今までの興亡史と違い何と振り出しに戻っている。心理歴史学の成立時期を扱っており、歴史を遡っているが今までの多くの疑問にこたえるものとなっている。その意味では完結編なのかもしれない。当時買ったのは上製本。もともとは3巻で終わっていたが4巻以降は20年以上してから再開されたシリーズでアシモフの執筆としては最後となった。アシモフは1992年に亡くなっているからもうシリーズが続くことはない。






ということで、7巻を読んだ後、第1巻から再度読み直す。1から3巻は創元推理文庫のもので翻訳者も異なる。翻訳はハヤカワ文庫の方がこなれており、いまならハヤカワ文庫で読んだほうがよいだろう。4巻と6巻は買っていないので神保町に探しに行った。神保町は学術本のイメージがあり書泉など大型書店なら新刊があるだろう。その前に古本屋を探す。やはり無い。インフォメーションセンターがあり検索できるので、試しに検索してみたがやはり無い。データベースが貧弱なのだろう。係りの青年がSFに強い店を紹介してくれたので、その店に行く。そこで目的の本を発見。文庫と上製本のどちらもある。文庫版を購入。これで1～7巻まで揃った。後はゆっくり読もう。この本屋さんはSF関係では有名な本屋らしい。

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